ややストイックな方が身体は喜ぶようです
気持ちよさは、人から気持ちのいいことをしてもらって味わうという側面もありますが、最終的には、自分で発見していく必要があるように思います。
私自身は、本当の気持ちよさを見つけるために、快楽主義と禁欲主義を行ったり来たりして、自分の精神と身体が一番「快」と思われるところを見つけ出していったような気がします。
行きついた結論は、ややストイック(禁欲的)な方が、身体は喜ぶということです。
身体的欲求に対する充足度が不足気味の方が、野生の本能が目覚め、生命力が活性化するような気がします。
充たされすぎると、不足の時に感じる欲求不満とはまた別の倦怠感に襲われます。
そういう時は、食べないことで爽快な気分を味わう、性欲を我慢することでエネルギーを充足させるということが必要になります。
ただし、これは個人的な体験による結論であって、皆様に禁欲を勧めている訳ではありませんので、誤解のないようお願いします。
快楽主義とか禁欲主義という言葉を使いましたが、「~主義」というのは、最終的には卒業しなければならないと思います。
行き着く所は、中庸なのでしょうが、最初から中庸なんて分れば苦労はしません。
極端なことを徹底してやってみて、何度も軌道修正していって、ようやくたどり着くのが中庸です。
ああ、ここらへんだと身体が喜ぶな、こういう状態だと精神的に安定するなというものを見出していくことで、やがて中庸というものが分かるのではないでしょうか。
何かモヤモヤしていたり、どんよりしていて、停滞気味の時は、ストイックな生活をしてみることもいいかもしれません。