女性性の解放の本当の意味
オーナーの清峯です。久しぶりのブログになります。発信することに興味がなくなっていましたので、ここ数年は業務連絡以外の発信はしていませんでした。でも、ブログを隅々まで読んで関心を持たれ、遠くからいらっしゃる方も多いということをセラピストの理恵から聞きましたので、少し書いてみようかなという気持ちになりました。
このサロンを始めて9年目に入りましたが、スタート時のテーマは「女性性の解放」でした。妻との関係性の中で、あるいは母親の自宅介護を通して多くの気づきを与えられたことがきっかけとなっています。当初は、抑圧された様々な感情を「肌に触れる」ことにより解放していくという意味合いで「女性性の解放」という言葉を使っていました。しかし、最近ではほとんど主夫業を生業としているせいか、自分の中にある女性性の解放、さらには自分の中の女性性と男性性の融合という感覚に目覚めてきました。自分の中の受容性や包容力、やさしさ、何かを創り出して育てていくこと、自然との融和等々、自分の中で女性性が目覚め、男性性と融合していくことを日々実感することで、女性という性別が問題ではなく、各自に内在する女性に目覚めることが大切であることが分かってきました。啓示的に与えられた人生のテーマである「女性性の解放」は決して女性の社会的地位を高めていくという社会運動でもなく、女性の性の解放でもなく、女性という性別のことでもなく、誰々という人間としての女性が問題なのでもなく、あくまでも内在としての女性的な属性を開花させることが大切なのであって、女性性の解放から、男性性との統合、融合へと向かっていくのです。それは分かりやすく言えば感性と悟性の統合であり、知覚と言語の統合と言えるのかもしれません。
現在サロンのお客様は男性の方が多いのですが、男性の方こそ女性性の目覚めが必要なのではないでしょうか。肌のふれあいという原初的な皮膚感覚を通して女性性は目覚め始めます。男性の多くは社会の中の自分という感覚が強いのですが、社会的なものを超え、自分がどう見られているかという他者の視線を超え、自分の内在性に目覚めるとき、本当の自分を発見するのです。それは自分の中にある女性性であり、自分の中にある男性性であり、それがバランスよく調和されたならば、より高次の自分に出会えるのです。もちろんそれは男性だけに当てはまるものではなく、女性にも当てはまるものです。女性も自分の中の男性性と女性性を発見し融和していくなかで、今までの女性解放運動(女性の男性化)とは全く異質の、全く別次元の真の女性性解放となっていくのです。
「女性性の解放」は今でも当サロンの根幹にあり、見えない大きな川の流れのようなものとなっています。私がセラピストの理恵を施術し、そこで感じたものを理恵が自分の中で育みながら、創造的に発展させてお客様に提供しています。新しく創り出していける女性が理恵です。新しい時代の解放された女性の姿を理恵の中に見ることができます。男性であれ女性であれ、セラピスト理恵に触れられるだけで感化されます。当サロンは9割以上がリピーターのお客様ですが、まだ来られたことのない方でも、このブログをお読みになって、何かを感じられたならば、ぜひ一度体験してみてください。新しい自分を発見できるでしょう。
まとめ
女性性の解放とは、女性を解放するという意味ではなく、自分の中にある女性性に気づきそれを開花させることです。