自分を愛すること
最近自分を愛することの大切さを説く人が増えてきました。しかし、どうすればいいのかわからないという人も多くいます。どうすれば自分を愛することになるのかのヒントを記してみたいと思います。
自分を愛するのも他人を愛するのもどちらの愛も、まず関心を持つことが出発点だと思います。自分に関心を持つこと。例えば何が好きなのか、何が嫌いなのか、何が気持ちよくて、何が不快なのか、それをとことん突き詰めていくだけでいいのです。何を食べたときおいしいと感じるのか。自分の身体の感覚を頼りに食べ方を工夫してみるといろんなことがわかってきます。スーパーやコンビニでおいしいものがなければ、自分で作ってみます。白米だとおかずがいっぱい必要だとか、玄米だと小食で済むとか、コーヒーの淹れ方でもお湯の温度がどのくらいだとおいしいとか、豆からひいたほうがいいとか、生豆を買って自分で焙煎したほうがいい味がでるとか、いろんなことがわかってきます。自分の好みがわかればそれを極めていけばいいのです。それが自分を愛することです。この服装が似合うとか、このメイクが似合うとか、いろいろやってみて、自分の似合うものを選んでいけばいいのです。気に入ったものがなければ自分で作ってみるのもいいでしょう。市場に出回っているものは他人の思惑で作られたものばかりで、自分に合わせて作られたものではありません。自分にぴったりくるものを作っていくのです。それが自分の人生を自分で作っていくことにつながります。
習慣性で何も考えずにやっていることは注意が必要です。習慣性で生きていると、自分が本当は何を欲しているのかわからなくなってしまうからです。習慣性は楽なのですが、いい習慣も悪い習慣もひっくるめて習慣性は人間を無意識に陥れてしまいます。目覚めるというのは意識的になるということです。意識的に呼吸し、意識的に歩き、意識的に食べる、日常のすべてを意識的にすることで、自分のことがわかってきます。自分のことがわかると、自分が願うように生きることができます。それが自分を愛することです。
皆さんは自分の身体に関心をもっているでしょうか。関心を持っている人は、身体の隅々まで意識がいきわたっています。私は自分の身体を愛していますので、身体の隅々まで毎日ケアをしています。例えば皆さんがあまりケアしないような肛門まで丁寧にマッサージしています。デリケートな部分であればあるほど関心を持って愛していくと、身体の状態がとてもよくなり、幸せホルモンがでてきます。自分の身体を愛している人は、人の身体に対してもどのように触れていけばいいかわかってきます。自分に丁寧に付き合うことが愛をはぐくむ土台となります。夫婦関係やパートナーとの関係はもちろん、人との愛のある関係性を構築する土台は、自分を愛することを日々実践することにあります。気持ちよさを体験するためにオイルトリートメントは最適な手段です。当サロンの施術が、気持ちいいってこういうことなのかと身体で実感していただくきっかけとなることを願っています。気持ちよさの追求の中に人生の本質が隠されています。