ディープリンパの秘密4~いのちの交流~
2020/06/13
男性セラピスト清峯です。私は今、生きたまま死の世界に入り込んだような感覚の中で生きています。嘘偽りの多い世の中を一旦離脱し、達観の境地に至ったようです。施術は続けれる限り続けていきますので、ご指名いただければ嬉しく思います。深い苦しみ、悲しみを経験したおかげで、癒しの力は以前よりも増したように思えます。
ディープリンパをメニューに入れた時には、世の中にはまだディープリンパという言葉は広まっていませんでした。今ではメンズエステのキーワードのように、いろんなところで使われています。しかし他のお店で使われているディープリンパと当サロンのディープリンパは似て非なるものです。過去3回「ディープリンパの秘密」というブログでディープリンパを紹介してきましたが、あまりにも奥深いものであるため、1万人に1人くらいしか分かってもらえないのではないかと思っています。受ける方の深みに応じて分かるものです。
私と女性セラピスト理恵は、30年にわたって苦楽を共に過ごしてきていますので、同じ感覚でディープリンパが何かということを理解しています。先日ディープリンパの施術をやっている時の感覚を女性セラピスト理恵と話し合い確認してみました。これからお話しする内容は、ディープリンパに対する理恵との共通認識です。
お客様のお身体に触れることで、その方の精神性まで分かってしまいます。心で通じ合う、というレベルよりもさらに深く正確に分かります。身体の方が正直であり正確なのです。お客様の身体に触れ、深い世界に入り込んでいくと、いのちそのものが交流している感覚が分かってきます。いのちといのちがストレートに交流するのです。いのちの交流が愛です。それは好きだとか嫌いだとか余分な感情は一切排除した純粋な世界です。ストレートに分かるのです。それは男女の区別はありません。男性が男性に施術する場合も、女性が女性に施術する場合もいのちといのちの交流がなされています。
男女の関係を例にとると、多くの人は何かのきっかけで恋愛感情を持ち、一緒に食事をしたり、共に時間を過ごすことで理解し合うというプロセスを経て、愛を深めていきます。そして愛は育むものだと考えています。しかし、愛は元々あるものなのです。そこにアクセスするには、いろんなプロセスが必要かもしれませんが、ストレートに通じるようになれば、情はかえってじゃまになるのです。人間的な情の世界が穢れと感じるようになってきます。お客様の中には、やさしさに触れて、あるいは今まで体験したことのない甘美な世界を味わって、セラピストに対して特別な感情を抱く人まで現れます。それはそれで自然な感情として否定はしませんし、セラピストも施術中は恋人のような感覚を味わうこともあります。しかし、一旦施術を終えれば、その関係は終わります。恋愛感情を持ち続けたり、特別な情を持つことはありません。前回はやさしかったのに今回は冷たかったとか、私は特別な存在だから大切に扱われなければならないのだとか思わないでいただければ助かります。その一瞬一瞬に誠精を込め、その世界に入り込んでいますが、施術時間が終了に伴いその世界は終わります。しかし、貴重な体験は宝物としてお客様の中に残るということはお約束します。
昨年10月に『「宝物」は「宝物」の価値が分かる人と分かち合いたい!』というブログを書きました。今も同じ気持ちです。ディープリンパの価値をすぐに分かっていただくことは難しくても、回数を重ねるにつれ、深く分かるようになってきます。ただのマッサージだと思っている方は他のお店に行かれる方がよろしいかと思います。分からないけど、何か素晴らしいものがありそうだなと思われる方は歓迎します。そういう方はいずれ宝物を発見されるからです。
ディープリンパの本質は、いのちの交流であり、いのちの交流が愛であるということをこのブログを通してお伝えいたします。ディープリンパは愛の施術です。
〈参考〉