ディープな癒し
2018/03/21
当サロンの最大の存在意義は「癒し」にあります。しかも、かなりディープな癒しです。
施術が終わった後、フラフラで立ち上がれな方、施術中に嗚咽する方が多くいらっしゃいます。
自分でも自覚できないほど、様々な感情を無意識下に閉じ込め、嫌なことを封印しなければ生きていけない世の中なのかもしれません。
文明が進めば進むほど、人間は自然と隔離されますので、癒しはますます必要になってくるような気がします。
当サロンの優先順位は、第一位が癒し、第二位が健康、第三位が美容です。傷ついた心と体を癒すことが最優先です。
一時期、癒しの時代は終わったという意見が多く聞かれました。癒しを一時的なブームと見ているから、そんな意見が出てくるのでしょう。しかし、癒しは流行という観点や商業ベースで見てしまうと、その本質を見誤ります。癒しは、人間存在そのものに関わるものであると私は考えています。
私がやっていることを表面的に見れば、単なるマッサージなのですが、その背後には、40年以上の研究と探究と実践の積み重ねがあるのです。そういう背景を持って、来店してくださるお客様1人1人に向き合い、じっくりとお付き合いさせていただいております。場合によっては、施術の後何時間もお話しをお聞きすることもあります。商売的には割に合わないことを沢山しているのですが、それでもいいと思っています。世の中に、癒しの場が必要なので、その場を提供したいのです。
私が人生の闘いの中で獲得してきたものを、私1人のものにしておけば、それで終わってしまいますが、皆様と分かち合うことで、もっといい世の中ができるのではないかと思いながら、本日56歳7か月を迎えました。
(567にちなみ弥勒菩薩の絵を挿入いたしました。宗教的意味合いはありません)