「気持ちよさ」の追求

2018/03/21

現代という時代は、本当の意味での「気持ちいい」感覚が失われ、その代替としての「快楽」を求めるという歪んだ時代です。「快楽」を追い求めてもむなしさが残るだけで、ますます心は枯渇していきます。自然な「気持ちよさ」から入って行っていかなければ、心も身体も充たされることはないのです。

それでは、本来の「気持ちいい」とは何でしょうか。例えて言うならば、自然の中で、そよ風に触れること、小川の流れに手を差し込み水の感触を味わうこと、土をいじり、草花に触れ、山を歩き、暖かい日差しに温もりを感じること。そのような自然との触れあいの中で感じる、母なる大地に包み込まれたような感覚でしょうか。

そこには、必ず「触れる」ということが含まれています。触れる対象が、母親から始まって、自然へと移り、異性との接触へと発展していきます。「触れる」ことの心地よさ、気持ちよさを段階ごとに味わいながら、人間は成長していくのです。逆に言えば、「触れる」ことによる「気持ちいい」という体験がないまま成長してしまうと、様々なゆがみが生じてしまうともいえます。

これは私の仮説ではありますが、「不快」な状態が恒常化していると、脳や身体意識は、その状態を「正常」と見なし、間違ったプログラムが発動してしまうのではないかと思っています。間違ったプログラムを一旦リセットし、正しい感覚をプログラムし直すためには、本当の意味での「気持ちいい」体験をしてみないといけないのです。「アロマヒーリング富山」は、治療でもなく、美容でもなく、「気持ちいい」体験ができる癒しのサロンを目指しています。癒されることで、本来の感性が目覚め、正常な身体の働きが回復します。その結果として健康になったり、美しくなったりするのです。ですから当サロンでは徹底的に気持ちよさを追求していきます。

皆様に、本当の気持ちよさを味わってもらうために、どの場所にどのくらいの圧と速さで触れるのが一番気持ちがいいのか、自分の身体で日々実験しています。また家族に練習台になってもらって、意見を聞きながら、研究しています。どういう意識で触れるのか、ということも重要です。無心で触れるのがいいのか、真心を込めて触れるのがいいのか、いろいろ試しながら、データーを蓄積しています。無心で触れていると、自分と相手との境がなくなってきて、不思議な感覚を味わうことがあります。おそらく変性意識状態に入っているのだと思いますが、相手の感覚が自分の感覚として感じとれるのです。自分も気持ちが良くなって酔いしれてしまいます。

「気持ちいい」体験をしてみませんか。

 

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