「呪」というエネルギー

2016/09/02

前回説明した「念」を、ある対象に向けて飛ばすと、「呪」というエネルギーになります。思いのエネルギーに言霊やビジョンを乗せて、特定の相手に対して送る、方向性、目的性がはっきりした強いエネルギーです。このエネルギーを明確に感じとれるようになると、職場や日常生活で「呪」が飛び交っているのが、はっきりと認識できます。日本の歴史を振り返ると、この呪術合戦をやってきたことがよくわかります。この呪を強く飛ばしている人間と、その影響を受けやすい人間が、強者と弱者、支配と被支配という構図を作りだしています。

呪のエネルギーは身体に吸収されますが、身体の免疫作用により無毒化されたり、排出されたりします。しかし、ある一定量を超えた時、意識にも体にも変調をきたすようになります。

エネルギーワーカーの仕事は、これらのエネルギーを自分の身体に吸収させ、浄化することにあります。人の闇を受け取るわけですから、浄化力がなければ、自分が倒れてしまいます。

では、どうしたら浄化力が高まるのでしょうか。浄化力は闇を処理した量に比例します。自分自身の問題と真正面から向き合ってきて、超えてきている人は、かなり浄化力があります。自分の闇を処理した分しか、人の闇を処理できないということです。

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