サロン 日記

言葉を超えたもの

当サロンに来店される方は、言葉を超えた何かを感じ、いらっしゃるのではないでしょうか。田舎の自宅サロンで、男性のセラピストなんて怪しすぎます。でも何か他にはないものがここにあるということを、直感的に感じていらっしゃるのだと私はとらえています。

ある整体師が「私は言葉の力を信じる」と語っていました。私もしばらく前まではそう思っていました。しかし、言葉というものが、最初から人間を騙すために作られたものだとしたら、どうなのだろうかという仮説に行きあたった時、今まで築き上げてきた言葉に対する信頼が一気に崩れ去りました。

私も言葉の力を信じていたために、論理的な思考方法を訓練したり、小説を書くなど執筆活動を通して、自分の考えを発信したり、歴史を学んだり、古史古伝や言霊学を学んで、何かつかもうとしたり、努力を重ねてまいりました。しかし、現実を見れば、人を騙すために言葉が使われていることがあまりにも多いのです。過剰なキャッチコピーや歴史の捏造や、論理的なうそは、巷には溢れています。言葉で言い訳し、言葉で誤魔化し、言葉で嘘をついているのです。

人間以外は言葉を使いません。言葉に近いものはあるようですが、それでも人間のような言葉ではありません。手作りの米作りを始めて、山と会話したり、土と会話したりしました。今まで見えてこなかったものが見えてきました。我が家の猫も、言葉を話すわけではないのに、コミュニケーションをとることは出来ます。この仕事を始めて、皆様の身体とも会話するようになりました。自然は嘘をつかないのに、人間だけ言葉を使って偽りの世界を創っているような気がしてなりません。言葉ではなく、感性を重視しよということでもないのです。3次元的感性というものもかなり怪しいものなので。

言葉を超えたものって何なんだろう。まだはっきりした回答はありませんが、言葉を超えた感覚で、確実に人と人との繋がりができているように感じます。皆様との出会いを嬉しく思います。

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