オーナーのプロフィール

清峯(せいほう)は得度名です。

1960年(昭和35年)立山町で生まれました。大学卒業後は主に東京で活動していました。東日本大震災をきっかけに実家にUターンし、自宅でエネルギーワークとしてのヒーリングサロンを経営しながら、両親を自宅介護していました。母親の介護にオイルトリートメントを取り入れたところ「こんな気持がいいもの、今まで体験したことがない。生まれてきてよかった」と言ってくれました。気持ちいい体験が過去の怨みやトラウマを溶かしていくという気づきを与えられました。その時の様子をスキンシップについてというブログに書きましたので、ぜひお読みください。母親を看取った後、気持ちよさを追求したサロンを作ろうと思いました。それが現在のアロマヒーリング富山です。

私は現在60代です。人生いろいろありましたが、ずっと健康にこだわってきたため、おかげさまでまだまだ気力は充実し、肌も30代の若さを保っています。アロマヒーリングの背景を知っていただくために、施術にかかわる私の経歴を、各年代ごとにまとめてみました。

10代の頃より病弱だったため、様々な健康法を探し求めました。高校2年の時、名古屋の東山ヨガ道場にて藤本憲行氏の指導により10日間の断食を行い、桜沢如一氏のマクロビオティック(玄米菜食)を実践することで健康を取り戻しました。

20代では、気功、ヨガ、仙道を実践しながら、自分を造りなおすためのフールドワークに取り組み、野山を駆け巡る一方で、世界の問題を解決するために西洋哲学、東洋哲学、キリスト教などの思想宗教についても深く学んでいきました。西野流呼吸法、借力をはじめとする各種呼吸法や自然良能会(バラコンバンドを使った仙腸関節の調整)、仙骨無痛療法(MRT)、ロルフィング等各種ボディーワーク、療法を体験し、柔道、空手、合気道で心身を鍛え、真理探究と肉体改造に取り組んできました。寝食を忘れるくらい熱心に取り組みましたので、スピリチュアルな感覚が研ぎ澄まされていきました。でも修行のやりすぎで、バランスを崩し、健康状態を保てなくなったため、宗教的なもの、霊的なものにはなるべくかかわらないように方向転換しました。

30代で整体治療院を開業し、気功やレイキなどのエネルギーワークも取り入れるようになりました。斎藤忠光(いだきしん)氏のいだき講座に参加し、身体に刻まれていたマイナス因子を解放することができました。斎藤氏からはカウンセリングも学びました。高岡英夫氏のディレクトシステムのトレーニングも行い、身体意識を鍛錬していた時期でもあります。

40代は松永修岳師の下で密教風水学を学び、風水鑑定師をやっていました。また様々な事業に取り組みましたが、なかなかうまくいかず苦労した時期でもあります。松永大阿闍梨のもとで阿闍梨となるための真言密教の四度加行という修行を結行しましたが、伝法灌頂の直前、mixiで知り合った霊能者から弘法大師空海からのメッセージということで「私が直接導くので伝法灌頂を受ける必要はない」ことを伝えらえ、阿闍梨にならないまま松永師のもとを離れました。このころから頭の中で「女性性の解放」という言葉が繰り返されるようになり、これが自分の使命なのではないかと思うようになりました。空海が愛した理趣経でも性の清浄さやエクスタシーは悟りの境地であることを説いています。「煩悩即菩提」とは何かへの探求の先に行き着いたのがこの世のすべてを肯定し、ありのままに受け入れるタントラの思想でした。タントラでは様々な欲も人間にとっては必要な生命エネルギーとしてとらえます。タントラとは何か、女性性とは何かを探究するためOSHOの本を熟読しました。今までの自分では言語化できなかった様々な経験が見事に言語化されていきました。アダム徳永氏のスローセックスの通信講座も受講しました。ミッシェルフーコー、バタイユ、ライヒの思想も学びました。このころ偶然に受けたアロマセラピーの施術が私に大きな変化をもたらしたことから「女性性解放」のテーマを実践に移していくためには、アロマセラピーとオイルトリートメントの技術が必要であることを自覚しました。当時福島県の妻の実家で生活していましたが、独り東京に出てきて、東京の青山でアロマテラピー、オイルトリートメントの学校に通い、施術に必要なスキルを身に付けました。出張専門のサロンを開業し、東京の目黒を拠点としてオイルトリートメントの出張施術を行っていました。場所が東京の中心地だったためか顧客の中には有名人もいたりして、いろいろな世界を垣間見ることができました。

50代になって、東日本大震災をきっかけに、地元の富山にUターンし、その後両親の自宅介護をすることとなりました。その経験も今の施術に大いに役立っています。ある施術の情報がきっかけとなり、スピリチュアルな方々との交流が活発となり、浄化を中心としたエネルギーワークを数年かけて学びました。自宅にてヒーリングサロンを細々と経営していましたが、両親を看取った後、スピ系の方々とのご縁も切れたこともあり、本格的なオイルトリートメントのサロンを開業しました。

現在は施術はほとんど女性セラピストが担当しています。一度は現役を引退しましたが、古くからのお客様のご要望もあり、希望者がいればオーナーも施術を行っています。

2025/04/03